㉓インプラント(2) 静脈内鎮静法

投稿日:2017年1月22日

カテゴリ:埼東よみうりコラム記事

インプラントは手術は必要という事で「痛そう」と思われている方も多くいらっしゃいますが、今や手術といっても埋まっている親知らずを抜くよりも痛くなく終える事が大半という時代に入っています。

部分麻酔や前麻酔(表面麻酔)により痛みを軽減させるのは当たり前。さらに、最新の麻酔は麻酔専門医と一緒に手術を行う静脈内鎮静法という麻酔法があります。

これは点滴で麻酔を行う方法で、全身麻酔とは異なり入院の必要もなく、手術中痛みを感じる事もありません。専門の麻酔医が手術中の体調管理に専念してくれるので、口腔外科医はインプラント手術に専念する事ができます。そのため、高血圧や糖尿病の疾患がある方も安心して手術ができ、手術中に血圧が上がってしまうなどの事が起こっても手術はスムーズに進みます。

この静脈内鎮静法手術は当院でも採り入れていますが、受けたほとんどの方から「痛みを感じないで気付いたら手術が終わっていた」と感想を言っていただいています。

また、手術日の朝まで緊張していた方も「思ったより楽で痛みも感じなかった」「これなら安心。次の手術もこのやり方でお願いするわ」と大変好評です。