㉔インプラント(3) 骨が無くても治療可能

投稿日:2017年1月22日

カテゴリ:埼東よみうりコラム記事

インプラントは昔あった歯のように骨の中に入れます。インプラントが骨とくっつく事により人口の歯を付ければ噛めるようになるのです。

我が国に本では、どんなに揺れている歯でも抜かない先生が名医と言われてきました。しかし、揺れている歯を長く放置していると骨を溶かして無くしてしまう事があります。適切な治療で回復できる事もありますが、大抵は残した歯が抜けた後の骨は、吸収して無くなっています。

日本での義歯を作る技術が世界的にも高水準と言われているのもそんな悪条件の中で噛めるような努力をしてきたからなのです。

では、その義歯よりも噛み応えがあり、味わいが戻るというインプラント治療はどうすればよいのでしょう?

現在は無くなった所に骨を作る技術があります。昔は歯が無くなってしまった所に骨が無い場合、インプラント治療はできないと言われていました。したがって悲しい事ですが、インプラント治療が失敗してしまった方は以前より治療が困難に、義歯も入れづらくなってしまうなどと言う事も言われていました。

今は骨を作る技術を持っている歯科医院ならば、骨が無いところにもインプラント治療ができるようになりました。また、万が一インプラントがダメになってしまっても、骨を作る事ができる歯科医院であれば保証でやり直す事ができます。

やむを得ず歯を失ってしまった場合の治療法は様々ありますので、かかりつけの歯科医院で自分に合った正しい治療法の説明を受け、安心安全の治療から健康で長生きするように自分自身で身体を守りましょう。